アクアフォーム®は、温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる断熱材。水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用する、人と地球に優しい硬質ウレタンフォーム素材です。
アクアフォームは無数の超微細気泡の中に多量の空気を含んでいるため、
他の断熱材に比べて優れた断熱性能を発揮します。
項目 | 断熱材品種 | 熱伝導率 W/(m・K) |
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アクアフォーム | 建築物断熱用 吹付け硬質ウレタンフォーム A種3 |
0.033 |
住宅の躯体に直接吹付けて発泡させるアクアフォームの工法は隙間なく一体化した断熱材構造で、 優れた気密性を発揮します。
項目 | 断熱材品種 | 相当隙間面積C値(cm2/m2) |
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アクアフォーム | ― | 2.0以下 |
柔軟性に富んだアクアフォームは連続気泡構造で、一般的な独立気泡構造と比較し、 吸音性に優れています。
アクアフォームは、JISA9526 吹付硬質ウレタンフォームA種3に該当します。
その性能は次の通りです。
原液粘度(20℃) | 80~1500 | mPa・s |
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密度 | 7以上25未満 | kg/㎥ |
熱伝導率 | 0.040以下 | W/(m・K) |
燃焼性 | 燃焼時間が120秒以内かつ燃焼長さが60mm以下 |
今までの建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームは、代替フロン(HFC)タイプとノンフロン(水発泡)タイプの2種類が使用されておりますが、それぞれにメリット、デメリットがあります。今回の新製品「アクアフォームNEO(ネオ)」は、代替フロンタイプ、ノンフロンタイプの両方の長所を備えており、発泡剤に採用したHFOは、オゾン層破壊係数(ODP)が”0(ゼロ)”、地球温暖化係数(GWP)も”1”のため、地球温暖化防止に貢献いたします。また、従来のHFCと同等の断熱性能が得られるため、現在のノンフロンタイプで課題とされていたフォームの厚さを薄くすることができます。代替フロンとノンフロンのそれぞれの良さを両立した「アクアフォームNEO」は環境に配慮したこれからの断熱材です。
従来のウレタンフォームと同等の断熱性能を持ちます。
オゾン破壊係数(ODP)がゼロで、地球温暖化係数(GWP)が低い新発泡剤を使用しております。
発泡剤 | フロン(CFC11) | 代替フロン (HFC-245fa) |
新発泡剤(HFO) | 炭酸ガス |
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オゾン層破壊係数(ODP) | 1.0 | 0 | 0 | 0 |
地球温暖化係数(GWP) | 4600 | 950 | 1 | 1 |
項目 | 単位 | 物性測定値 | 試験方法 | 規格値JIS A9526:2015(A種1H) |
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圧縮強さ | kPa | 183 | JIS A-9526 | 80以上 |
接着強さ | kPa | 214 | JIS A-9526 | 80以上 |
熱伝導率 | W/(m・K) | 0.021 | JIS A-9526 | 0.026以下 |
透湿率 | ng/m・s・Pa | 1.88 | JIS A-9526 | 9.0以下 |
燃焼性 | sec/mm | 60/31 | JIS A-9526 | 燃焼時間が120秒以内で、 かつ、燃焼長さが60mm以下 |
※測定値であり、保証値ではありません。
※将来、性能の改善により、物性値は変わることがあります。