社会

Social

社会性関連の方針・考え方

当社は、国の環境政策に沿った良好な事業環境が期待できる中、強固な施工体制の構築が今後の成長のキーファクターになると考えています。施工体制の中核を担う工務社員については、主に中途採用で確保していますが、一般的に建設業は人材が集まりにくいため、当社ではワーク・ライフバランスを重視した労働環境の整備を行い、他社と一線を画しています。
また、採用の募集ルートや手法を多様化することで採用間口を拡大し、工務社員に限らず優秀な人材の安定的な確保に取り組んでいます。
加えて、ITシステムの導入に合わせた業務の改善・改革を断続的に実施することで、人の手から無駄な作業を外し、高度な業務に集中できる環境を整えているため、各人が最大限のパフォーマンスを発揮することができます。この結果、一人一人の労働生産性も年々高まり、女性が重要ポストに登用されることも珍しくありません。女性、外国人、高齢者、障がい者等、多様な人材を採用、活用することで継続的な事業成長を果たしてまいります。

職場環境・人材育成

従業員の満足度向上

従業員の満足度向上は、生産性の向上に直結します。当社は2004年に創業し、日々成長中の会社ですので、勤続年数や年功序列に固執せず、能動的で意欲的な人材を要職に登用しています。そのため、誰もが納得できる公平で客観的な評価制度を設けるとともに、年2回の昇給制度と年1回の昇格制度を通じて従業員のモチベーションを高めています。

福利厚生

従業員が能力を最大限に発揮するためには、生活の安定と暮らしの質の向上、働きやすい環境づくりが必要です。具体的には、育児・介護との両立、多様な働き方、従業員の健康促進などを実現するとともに、各種手当や補助金、社宅の提供、法定外の特別休暇など、さまざまな制度を設けています。

健康・安全面

従業員がいきいきと働くためには、健康の確保が重要であり、その支援として、健康診断、保健指導、健康相談、メンタルヘルス研修などを実施しています。安全管理については、法令や社内規定の遵守はもちろんのこと、定期的な内部監査や危険な作業のリスクアセスメントを通じて、適切な安全管理と運用を実施しています。

完全週休2日制(土日休み)

当社では、2023年1月から工務職についても、完全週休2日制(土日休み)を導入しています。「土日休み」は工事の稼働日数の減少に繋がるため大きな決断でしたが、採用応募数が格段に増加しており、平日の施工数を高めることで稼働日数の減少を補完しています。

高待遇・好条件

建設業界では、慢性的な人材不足が続いており、長期的な視点でも人材不足は今後の成長の機会損失につながりかねません。新卒採用の強化はもちろんのこと、人材紹介会社の利用や従業員による紹介入社制度の推進を通じて中途採用の拡充を図り、他業種と比較しても遜色のない待遇の充実を進め、優秀な人材の確保を行っています。

工務職育成担当部署

「見て覚えろ!」が通じたのは一昔前の時代。未経験者の育成を現場任せにすると、現場によってバラツキが生まれ、やりがいを見い出せずに退職ということもあります。当社では、こうした事態を回避するため、ベテラン工務職で組織した育成担当部署を設け、全国規模で研修・指導を行い、一人前になるまできめ細かく寄り添っていきます。

地域における雇用創出

当社では、全国各地に自社物件の営業所開設を進めています。営業所は、従業員の勤務場所はもとより、認定施工店の活動拠点、ウレタン原料のストックポイントなどの役割も担う大規模な施設です。自社物件とすることで、地域に根差した事業活動を行うだけでなく、雇用機会が不足している地域に魅力ある雇用を創出し、地域の発展に貢献してまいります。

社会貢献活動

当社は、サステナビリティ向上において、地域と社会の持続性を支える役割を果たすことを重要視しています。これまでにスポーツ支援や障がい者雇用などの取り組みを行ってきましたが、2021年6月の「日本アクアSDGs宣言」を契機に、より具体的なテーマに焦点を当て、日常業務に密接に結びつく活動に注力しています。その一環として、「心のバリアフリー活動」や「ホワイト物流推進運動」など、社会に貢献する新たな取り組みを始めました。